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美味しい物を食べる時、分かち合う相手は必要か?

答えはYES,
ずっと、そう思っていました。

それがね、本日、長い間インプリンティングされていた固定観念を打ち破る事件が発生いたしまして・・・。
というのも、グラディスカで一人イタリアンしちゃったんですよ。
バーに関しては、むしろ一人で飲むのが大好きなので、自分をリセットしに一人で足繁く通うわけですが、さすがにイタリアン等の一人ゴハンは領域ではくて・・・・。おすしのカウンターはOKなんですが。

ところが、

堀江さんが 「土曜のランチは空きもあるし、一人のお客さんもいるから一人で来たら?」
と仰って、急遽決定。
で、良いイメージではない一人イタリアン、しかも土曜の寂しい一人ランチを決意をさせたのは・・・・。時シラズのマリネ・雲丹とディルのソース(こんな名前だったような・・・。)のメニューの存在を聞いてなんです。
堀江さんの作る時シラズのマリネ、死ぬほど美味しいんですよ。
絶品なのを知っているのに、それに雲丹が掛かっているなんて!食べないと死んでしまう。
それも、ミョウバンの入ったような雲丹をお使いにならないのを知っているので、間違いなくおいしいのが分ったんですよね・・・。

それで、実際頂いたんですが、もうめちゃくちゃ美味しかった!!!!
塩水雲丹と和えたディルのソースは、ほとんど雲丹が固形の状態。
明日また食べたいと思わせる、爽やかな夏の一皿。

そこで私は二つのことを考えつつ、頂いていたのです。

まず一つ。
前日、ホテルでドラえもんを見ていたんです。
(いつも見るわけじゃないのですが、その日の午後、草加市に行って日光湿疹や日差しが強くて帰って倒れていたので、ボーっとしていたんですね。)
さて、そのドラえもん。
ちょうど一個しかない栗饅頭を、のび太がもっと食べたいと言います。それに答える為に、ドラえもんがポケットから出した薬。
一滴たらすと、五分毎に栗饅頭、一個が二個、二個が四個、四個が・・・・と、増え続けていくのです。
最後、栗饅頭が地球を覆い尽くす騒ぎになるのですが・・・。
今、ここにドラえもんがいたらあれを一滴たらして貰うのに。
ほんと、美味しかった。


それからもう一つ。
昔話で、和尚さんが、小坊主達に、
『これは子供が食べたら死んでしまうから食べてはいけない』
と言って、一人こっそり水あめを舐めているのですが、出かけている間に小坊主に水あめを全部食べられてしまって、その小坊主達は、『お寺の大事なものを壊してしまい、死んでお詫びしようと思ったけれど、死ねませんでした。』と言う。
それに対して、自分が悪かったと謝る、
“美味しいものを独り占めしてはいけない”・“トンチの利く賢い小坊主”
・・・・・みたいなお話覚えていらっしゃいます?

でも、考えたら、和尚さんって365日休みもなく小坊主の面倒を見て、ストレスも溜るし大変なのに、どうしてこっそり水あめ舐めることが許されないんだろう?って思ったんですよね。

誰かと美味しいものを食べる事も楽しいけれど、一人でこっそり美味しいものを食べて楽しむのも、大人の世界では有りだわ、と。
あれは、水あめ食べた小坊主が悪い。
大人の世界に踏み入るべきじゃない。
子供はお寺で木の実でも採って食べていれば良いのです。
でも、和尚さんには胡桃をとる時間がないんだもの、だから水あめを舐める。それが大人の特権かも。

本当に美味しいものは、それだけで幸せ。
時として、大いに一人イタリアンもありだわ。
大人時間をもっと楽しんだら、感性も磨かれるかも。

あー、幸せだった。
と言うわけで、私の一人で美味しいものを食べても詰まらない、と言う価値観は見事に打ち破られ、トリュフがたっぷり掛かったタヤリンも堪能し、絶好調に満喫して帰ってきました。

でも、一人で1テーブルの独占はやっぱりお店に悪いから、どこでもと言うわけにもいかないかも。
これはお店情報が得られる特権かもしれませんね。

どにかく、皆さんグラディスカに走って、お召し上がりくださいませ。


                                    ・・・・・・羽田にて。

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出張から戻りました。
眠い・・・・・。
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