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自分の事だけ考えてはいけません。
先日、ユーロが対円レートで最高値を更新したそうで、169円を付け、アメリカでは大豆が先物相場で最高値に。アメリカ産トウモロコシは92%がGMになり、大豆も7%増の80%との発表。
一般の方は、あまり存じないかもしれませんが小麦・大豆・トウモロコシ・米・菜種はここ2年でどれも2倍以上の値が付いています。
エネルギーに目が行きがちだけれど、食料も足りていないんですよね・・・・・。物価は上がるし、食料不足だし、危険な物は増えるし。
今、私の一番の心配は、ウチの農場より大阪のアナトールさんやタマヤさん。(共に大阪のパン屋さん)
タマヤさんも内麦を多くお使いだし、アナトールさんは、九州産の一袋1万円近くする小麦もお使いだそうで・・・・だからって単価が高い訳じゃないのに。(ばらしちゃった、でも凄い事だから。)先日決まった30%の値上げで、その小麦は13000円に値が上がるって事ですよね。
アナトールさんのパンって、おしゃれで綺麗だから外麦使って高く売れば利益率も上がるのに・・・・。
タマヤさんも本当に大変だと思います。
そんな頑張っているパン屋さん、身近にありませんか?応援したいですよね。
そんな中、昨日の続きです。
専○料理の一年連載?の「素材の表現」のページで、グラディスカの堀江さんが羊を一頭買いしている理由として、内臓を含めた多様な美味しさを味わってもらう事と、生産者を支える事、そして使い切る技術をスタッフに教える為だと仰っていました。特定の部位だけ買われたら生産者は大変なのです。農産物も同じです。
堀江さんは元々そういうお考えの方ですが、これってよく考えると、作った生産者とお客さんとスタッフとそして羊、全部をきちんと考えているっていう事でしょう?
世の中、工業製品かと思う様な食品が溢れていますが、本当の食に携わる人間の基本的な考え方は、こういう事なのではないかと思います。
自分の事だけじゃなくてもっと大きく全体を捉えるという事。
こんな状況の中で内麦をお使いになっていているタマヤさんやアナトールさんの麦に対する考え方と、堀江さんの羊に対する考え方に共通点があると思うのです。
もちろん、ウチも同じです。
今、永平寺の精進料理の本を読んでいて、その中に
作り手の三つの心得として、
「喜心」自分の役割を頂いて、料理を作る事ができる喜びを感じなさい。
食事の支度をするよりも、お経を読む事の方が格好が良いように思われがちだけれど、人の仕事をうらやむよりも、与えられた食材で如何に良い料理を作る事ができるか工夫し、自分が作った物を食べてくれる人の笑顔を思い浮かべながら、今自分に出来る最大の努力をする。そうすれば役割を与えられた喜心が生まれる。
「老心」相手の身になって調理すること。どうしたらもっと美味しく、見栄えがし、どう盛り付けたら食べやすいか、それを追求する事が精進。
「大心」些細な事で心惑わされず初心を忘れずに常に向上心を持って取り組むこと。気が向いたときにだけ丁寧にしたり、良い食材の時だけ張り切ったりするのはいけません。
読んでいて、これって食に関する仕事をする人みんなが、心に留めるべきことだなぁと思ったんですよね。
人は恩恵を受けて生かされている訳だし、人として人の口に入る物を作っている以上、こういう基本的なことを忘れてはいけないなぁと。ホント、自分の事だけ考えてはいけませんね。大きく大きく捉えないと。
ところで、頂く方にも「五つの感謝の念」があって、その中の一つに
“功の多少を計り、彼の来処を量る”
(この食事が作られるまでにかけられた多くの手間と苦労を考えてみよう)
というものがあるのですって。
色々な事に感謝しつつ美味しく頂きたいものです。
朝2時から働くまじめなパン屋さん、私たちパン屋さんの為に何か出来るでしょうか?
Ginaさんの如く、「値上げしてください!」の一言もあります。
そしてもう一つ。
やはり、美味しく感謝して頂く事、ですね。
以上、プチお説法でした♪
一般の方は、あまり存じないかもしれませんが小麦・大豆・トウモロコシ・米・菜種はここ2年でどれも2倍以上の値が付いています。
エネルギーに目が行きがちだけれど、食料も足りていないんですよね・・・・・。物価は上がるし、食料不足だし、危険な物は増えるし。
今、私の一番の心配は、ウチの農場より大阪のアナトールさんやタマヤさん。(共に大阪のパン屋さん)
タマヤさんも内麦を多くお使いだし、アナトールさんは、九州産の一袋1万円近くする小麦もお使いだそうで・・・・だからって単価が高い訳じゃないのに。(ばらしちゃった、でも凄い事だから。)先日決まった30%の値上げで、その小麦は13000円に値が上がるって事ですよね。
アナトールさんのパンって、おしゃれで綺麗だから外麦使って高く売れば利益率も上がるのに・・・・。
タマヤさんも本当に大変だと思います。
そんな頑張っているパン屋さん、身近にありませんか?応援したいですよね。
そんな中、昨日の続きです。
専○料理の一年連載?の「素材の表現」のページで、グラディスカの堀江さんが羊を一頭買いしている理由として、内臓を含めた多様な美味しさを味わってもらう事と、生産者を支える事、そして使い切る技術をスタッフに教える為だと仰っていました。特定の部位だけ買われたら生産者は大変なのです。農産物も同じです。
堀江さんは元々そういうお考えの方ですが、これってよく考えると、作った生産者とお客さんとスタッフとそして羊、全部をきちんと考えているっていう事でしょう?
世の中、工業製品かと思う様な食品が溢れていますが、本当の食に携わる人間の基本的な考え方は、こういう事なのではないかと思います。
自分の事だけじゃなくてもっと大きく全体を捉えるという事。
こんな状況の中で内麦をお使いになっていているタマヤさんやアナトールさんの麦に対する考え方と、堀江さんの羊に対する考え方に共通点があると思うのです。
もちろん、ウチも同じです。
今、永平寺の精進料理の本を読んでいて、その中に
作り手の三つの心得として、
「喜心」自分の役割を頂いて、料理を作る事ができる喜びを感じなさい。
食事の支度をするよりも、お経を読む事の方が格好が良いように思われがちだけれど、人の仕事をうらやむよりも、与えられた食材で如何に良い料理を作る事ができるか工夫し、自分が作った物を食べてくれる人の笑顔を思い浮かべながら、今自分に出来る最大の努力をする。そうすれば役割を与えられた喜心が生まれる。
「老心」相手の身になって調理すること。どうしたらもっと美味しく、見栄えがし、どう盛り付けたら食べやすいか、それを追求する事が精進。
「大心」些細な事で心惑わされず初心を忘れずに常に向上心を持って取り組むこと。気が向いたときにだけ丁寧にしたり、良い食材の時だけ張り切ったりするのはいけません。
読んでいて、これって食に関する仕事をする人みんなが、心に留めるべきことだなぁと思ったんですよね。
人は恩恵を受けて生かされている訳だし、人として人の口に入る物を作っている以上、こういう基本的なことを忘れてはいけないなぁと。ホント、自分の事だけ考えてはいけませんね。大きく大きく捉えないと。
ところで、頂く方にも「五つの感謝の念」があって、その中の一つに
“功の多少を計り、彼の来処を量る”
(この食事が作られるまでにかけられた多くの手間と苦労を考えてみよう)
というものがあるのですって。
色々な事に感謝しつつ美味しく頂きたいものです。
朝2時から働くまじめなパン屋さん、私たちパン屋さんの為に何か出来るでしょうか?
Ginaさんの如く、「値上げしてください!」の一言もあります。
そしてもう一つ。
やはり、美味しく感謝して頂く事、ですね。
以上、プチお説法でした♪
2件のコメント
[C238] めぐりん さんへ
道路を挟んだ向こう側を進むとアナトールさんのケーキ屋さんもあって美味しいんですよ。やっぱり厳選素材です。東京だと倍の価格で売れるのに。私、甥っ子がアメリカから来た時に、アナトールさんのクッキーが偶然家にあって、安心しておやつに出来た事が嬉しかったです。何を隠そうこちらのオーナーの女性が私の憧れの方で、キラキラオーラのとっても素敵な方なんですよ。尊敬する大先輩です。
“良い食べ物”と“人”とは、一見、繋がりがないようにも思えますが、めぐりんさんの仰る通り本当はとても深く繋がっていると思います。人を大切に出来ない人に美味しい物は作れないと思いますし、何より、みんな今の食の現状と戦っているので、孤独。そして、なんだかんだと気が合う。
私はまだまだ勉強中ですが、遠いところから そんな仲間に支えられている事にいつも感謝しています。
“良い食べ物”と“人”とは、一見、繋がりがないようにも思えますが、めぐりんさんの仰る通り本当はとても深く繋がっていると思います。人を大切に出来ない人に美味しい物は作れないと思いますし、何より、みんな今の食の現状と戦っているので、孤独。そして、なんだかんだと気が合う。
私はまだまだ勉強中ですが、遠いところから そんな仲間に支えられている事にいつも感謝しています。
- 2008-07-04
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